さいたまクリテリウム現地観戦を満喫しつくすための備忘録


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来年以降の現地観戦に向けた備忘録です。

わたし自身さいたまでの現地観戦は実質初めてでした。先週のジャパンカップでの経験と、色々と情報収集して臨んだつもりでしたが、やはり準備不足が否めない結果となりました。

それでも、あまりにも刺激的にエキサイティングなひと時を過ごすことが出来ました。

興奮のテンションそのままに書いた記事が、こちらの記事です。

別府史之、さいたまクリテリウムで魂の大逃げ。日本人よ、これが世界だ!

この記事は別府史之選手にシェアしていただきました!

わたしなりに、最大限さいたまクリテリウムのみならず、サイクルロードレースの面白さを伝えられた気がして、嬉しい限りです。

多少の準備不足であっても、さいたまクリテリウムを十分に満喫出来ました。さらに万全の体勢で200%満喫するためのポイントを書いて行きたいと思います!

選手との交流を満喫する

選手からサインを貰うチャンスが、ジャパンカップに比べると少ないです。

スケジュールがタイトな上に、途中リタイアするような選手も少ないため、そもそもファンサービスの時間を確保することが難しいという事情があるようです。

その上で、クリス・フルームやペーター・ザガンら超大物選手と交流する方法は3つあります。

1、前日のイベントに参加する

さいたまクリテリウムの前日には、前夜祭のようなイベントが行われます。

今年は、来日したワールドチームの選手たちが、袴姿に着替えてさいたま新都心駅付近まで出向くイベントが行われていたようです。

このイベントの前後、待ち時間や移動の合間は、選手に近づくチャンスだったようです。

難点は、金曜日の16〜17時頃にはさいたま新都心駅にいる必要があるので、人によっては時間調整が必要なことです。

また、その後にはさいたまスーパーアリーナ内でイベントが行われ、一般のファンの方も参加しているように見えました。(詳細な参加条件は不明。J SPORTSのイベントは抽選で当選した人のみだったはず)

※参考記事

さいたまクリテ前日交流会 フルームら出場選手が和装行列、雛壇、餅つきを体験

ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム2016交流会

写真を見る限りでは、一般のファンでも交流しているように見えます。

2、レース当日、宿泊施設のラフレさいたまで出待ちする

早起きさえ出来れば、最も低コストで選手に近づくことが出来るでしょう。

ホテルのロビーには、あらかじめ柵が設置されていて、この最前列に陣取ることが出来れば選手と交流のチャンスは訪れます。

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↑サインをするロメン・バルデ。わたしが写真を撮っている手前側ではなく、バルデがサインしている側に陣取ることをおすすめします。

ただし、フルームやザガンのような大物選手は、猛烈な人気のためか係員に諭されるように、ほとんどファンと交流することなくレース会場へと向かって行きました。

狙った選手のサインがゲット出来るかは運否天賦と言えましょう。

逆に、フルームやザガンほどの知名度がない選手狙いの方にとっては、千載一遇のチャンスも言えましょう。

ちなみに、わたしはサイモン・ゲシュケ選手のサインをいただきました笑

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近くで見たゲシュケは、ヒゲのボリュームに対して、小柄な体格でキュートだなと思いました。

3、プラチナチケットを購入してスーパーアリーナ内で観戦する

目的は、ピットと呼ばれる選手たちが待機しているスペースで交流するためです。

選手紹介や各種レースの合間に、待機している選手と交流出来るようです。

そのためには、『個人プラチナサポーター』になる必要があります。

※参考:オフィシャルサポーターズ – さいたまクリテリウム(本リンクは2016年のものです)

最大のネックは、プラチナサポーターのお値段が非常に高価なことでしょうか。

それでも、わたしは来年このプラチナサポーター狙いで観戦したいと考えています!

サイクルフェスタを満喫する

さいたまクリテリウムと同時開催されているサイクルフェスタは、プチサイクルモードと言える充実ぶりです。

特に破格の物販と、高級ロードバイクの試乗は目玉と言えましょう。

最大限満喫するために必要なことは3つです。

1、欲しいものの目星をつけておく

想像以上の品揃えです。

夏用ジャージ、冬用ジャージ、ビブタイツ、ビブショーツ、グローブ、ヘルメット、アームカバー、シューズ、リュックetc…

特にロードバイク乗りに必要なアイテムは一式揃えることも可能です。

そこで、必要なことは欲しいアイテムと、そのサイズ感を把握しておくことです。

パールイズミのロングタイツであれば、SサイズがいいのかMサイズがいいのか、など事前にホームページなどで確認しておいた方がはかどります。

試着出来るスペースがないため、いくら安いからとは言え当てずっぽうでジャストフィットではないサイズの物を購入していては、本末転倒です。

異常なほど、購買意欲が刺激される空間でもあるので、買いすぎないためにも目当てのものを、あらかじめ列挙してから行くことを強くオススメします。

※参考:出店者紹介 – サイクルフェスタ in さいたまクリテリウムの出店紹介です

↑事前に出店者をチェックしておきましょう!(上記リンクは2016年のものです)

グッズについても同様です。

さいたまクリテリウム公式グッズであれば、事前にホームページで確認出来ます。J SPORTSのオフィシャルグッズも同様です。

事前に種類を把握しておくことで、当日は実際の質感やサイズ感などを確認して買うかどうか決めることが出来るでしょう。

2、動きやすい服装、特に巻き込みにくい裾のパンツを着ていく

今回は、GIC、Kohda Bloom、TREK、FOCUS、COLNAGO、ブリジストンが試乗会を開いていました。

Korda BloomではTTバイクの試乗が出来たり、TREKではDOMANE6.9の試乗が出来たりと、かなりハイエンドのバイクに乗ることが出来る点が貴重だと感じました。

なお、試乗ではヘルメットの着用が義務です。ヘルメットを持参せずとも、貸し出してくれます。

ヘルメットを被ることが出来ないような髪型で来場することは好ましくありませんので、ご注意ください。

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とか言いながら、わたしはもう一つの趣味である折りたたみ自転車の試乗をしちゃいました笑

この『ウルトラライト7』は重量7.4kgと非常に軽量な折りたたみ自転車で、走行性能は高いです。

3、子供連れでも満喫できるイベントが目白押し

『こども自転車乗り方教室』
『AEONBIKE×HONDA 親子で学ぶ自転車乗り方教室』
『ざっくぅクイズ大会(自転車ルール編)』

など、子供向けと言えるイベントが豊富でした。

実際に会場内は子供連れの家族がたくさん見られて、親子で自転車イベントを楽しめるようにつくられています。

また、さいたまクリテリウム本戦は会場内でパブリックビューイングもやっていますし、会場から1分ほど歩いたところは、アンダーパスを越えてヘアピンカーブをするポイントでもあるので、イベントとレースの両方を楽しむことも可能です。

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J SPORTSのゆるキャラ『ビクトリ』くんも会場にいましたしね笑

沿道でのレース観戦を満喫する

一周3.1kmのコースを20周して行われます。最低でも目の前を20回は選手たちが通過していきます。

至近距離でワールドチームのハイスピードを体感出来る、唯一無二の機会を満喫するために、抑えておきたいポイントを紹介します。

気合いを入れて早朝から場所取りする

沿道観戦を満喫するためのベストポジションは、最前列の柵間際です。これはもう絶対です!

選手たちは、だいたい時速40〜50キロで走行するため、普通に観戦していると一瞬で目の前を通過してしまいます。

最前列で見ることで、視界が広く遠くまで見渡すことが出来ます。

コーナーのイン側の最前列では、遠くまで見渡すことが出来ないため、通過するのは一瞬になってしまいますが、代わりにイン側を攻めるプロのライディングテクニックを超至近距離で体感することが出来ます。

このように陣取る場所によりますが、圧倒的に最前列の方が臨場感溢れる体験することが出来るでしょう。

とはいえ、列の後方からつま先立ちしたり、前の人の頭と頭の間から観戦するだけでも、画面では分からない現地観戦ならではの迫力や、選手の覇気を体感することは十分可能です。

実際、わたしも後方からの観戦でしたが、本当に楽しかったです。

だからこそ、最前列から見た景色はもっと凄いんだろうなあと想像すると、ワクワクが抑えられませんね。もし来年、プラチナチケット購入に失敗したら、最前列観戦を試みます!

何より、レース後には憧れの選手たちのハイタッチ出来るチャンスもありますから!!

最前列で場所取りする際は、覚悟を決めて場所取りし続けることが必要ですので、レジャーシートや折りたたみ椅子、そして防寒・暴風対策をしておくといいでしょう。

そして、肝心の場所取りに行くべき時間ですが、ゴール付近は午前8時頃から並んでいたとのことで、午前8時台に会場に着けば、どこかしら最前列を確保出来るのではないでしょうか。

クリテリウムのスタートが15時とかなので、6時間以上待つ覚悟を決めて行きましょう!

望遠レンズを備えた高性能カメラを持っていく

わたしはiPhone6Sと2万円のカシオのデジカメを持参しました。

両者のシャッタスピードでは、高速で走る選手をまとめにフレームに収めることは不可能でした。

流し撮りを駆使して、iPhone上で見ればブレていなさそうな写真を撮ることが出来ましたが、大きな画面で拡大すると画素の粗い写真でげんなりします。

やはり一眼レフのようなハイスペックなカメラがあると撮影が楽しそうです。

Twitterでこのような画像の数々を見ていると、プロカメラマン顔負けのハイレベルな写真を撮っている方々がいることがわかります。

機材だけでなく技術も大事だと思いますが、根本的にスマホや普通のデジカメでは厳しいです。

それでもスマホで撮影するなら、静止画は諦めて動画を撮った方が後で見返して楽しめる思い出を残すことが出来ると思いました。

後方から観戦するなら、脚立や踏み台を持参する

少しでも高いところから見ることが出来れば、相当視界が開けます。

ジャパンカップクリテリウムと同様に、脚立や踏み台持参で高台から観戦している人は少なくありませんでした。

このような簡易的な踏み台でも、10cm・20cmと視野が高くなるだけで段違いなんだろうなと思います。

まとめ

一通り、歩きまわって観戦して、得られた情報のまとめでした。

わたしよりベテランのプロ観戦者の方々も多くいらっしゃると思いますので、そこはこうした方が良くない?等のご意見あれば、お気軽にコメント欄やTwitterでお知らせいただけると幸いです。

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