ロード世界選、イギリス代表レビュー【男子エリートロードレース】

ロード世界選に向けて、イギリス代表が発表されました。

Great Britain Cycling Team long list named for 2016 UCI Road World Championships

絶対的エースであるマーク・カヴェンディッシュを中心としたメンバーになっています。

ロード世界選2016、イギリス代表メンバー

アダム・ブライス
マーク・カヴェンディッシュ
スティーブン・カミングス
アレックス・ダウセット
ダニエル・マクレー
ルーク・ロウ
イアン・スタナード
ベン・スウィフト
ゲラント・トーマス
スコット・スウェイツ

※うち、1名はリザーブメンバー

メンバーレビュー

スプリント力:★★★★★
トレイン形成力:★★★☆☆
集団コントロール力:★★★★★

絶対的エースはマーク・カヴェンディッシュで決まりです。

ですが、9月25日のGPベゲッリを途中リタイアしてから、胃腸の病気にかかってしまったらしく、1週間ほどバイクに乗れない日々が続いたようです。10月9日のパリ〜ツールは出走予定ではありますが、体調をどれほど戻していられるか気になるところです。

Cavendish suffers illness setback ahead of World Championships

絶対的エースは唯一無二の存在なので、カヴェンディッシュが不調となると全く異なる戦略が必要となりかねません。

カヴェンディッシュが健在という前提で話を進めますと、リードアウトにはベン・スウィフトとダニエル・マクレーが役割を果たすことでしょう。

ベン・スウィフトは今シーズン勝利はありませんが、ミラノ〜サンレモ2位という結果が光ります。マクレーはツール・ド・フランス第6ステージで伸びのあるスプリントを見せ、3位に入った姿が印象に残っています。

アダム・ブライス、スコット・スウェイツもスプリンター的な脚質を持っているので、イギリストレインの一角を担うかもしれません。

イギリスの最大の武器は頼れる平坦スペシャリストの存在です。

ルーク・ロウとイアン・スタナードのチームスカイの機関車コンビは、サイクルロードレース界最強のルーラーと言っても差し支えないでしょう。

抜群のスタミナと、荒れた展開にも強いタフな走りは、猛暑・暴風のカタールの地を牽引するには、まさしく適任です。二人の存在により、序盤の砂漠区間で横風を利用した集団分断作戦を仕掛けてくる可能性もあります。

アレックス・ダウセット、ゲラント・トーマスは、TTスペシャリストです。ロウとスタナードと共にルーラー的な役割を担うことになると思います。

スティーブン・カミングスはトップクラスのアタッカーです。ルーラーの役割も十二分に果たせますが、高い独走力を生かして、序盤・中盤・終盤でライバル国に揺さぶりをかける走りにも期待したいです。

ロウとスタナードの存在に加え、ダウセットとトーマスのTT力、そしてカミングスという飛び道具を備えたイギリスのチーム総合力は高いです。あとは、肝心のカヴェンディッシュの体調次第でしょうか。

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