エンターテイメントとしての『サイクルロードレース』とは?

さいたまクリテリウムの是非について、議論が沸騰している。
当サイトの記事がやり玉に上がっていることは知っていたが、反論する必要はないと思ったので静観していた。

しかし、わたしのブログの読者を攻撃しようとする姿勢が見られたため、きちんと記事にしておこうと思った次第だ。

表題にあるように「エンターテイメントとしての『サイクルロードレース』とは?」という内容で記事を書きたいと思っていたことも事実。
サイバナの根幹をなす方針に関わる部分なので、せっかくなので文字にして残しておきたいと思う。

さいたまクリテリウムは興行的側面が強い

まず、自分のさいたまクリテリウムについて「興行的側面が強い」という見解を持っている。

「興行的側面が強い」とは、100%ガチのレースではないということだ。
だからといって、100%嘘(あえてこう表現する)ではないと考える。

0か100の二元論ではなく、わたしはさいたまクリテリウムは80%くらいガチだという認識を持っている。

残りの20%には嘘(と思われるもの)がたしかに存在する。
だが、それらはレースを盛り上げるためには必要不可欠な要素なのだ。

目的は新規ファンの開拓

さいたまクリテリウムを開催する目的は何か?
一番は、日本にサイクルロードレースの文化を普及することにあるだろう。

シンプルにいえば、「さいたまクリテリウムは面白い!」と思う人を増やすことにある。
なので、さいたまクリテリウムに求められることは競技性ではなくエンターテイメント性となる。

一方で、「さいたまクリテリウムは偽物のレース。お金をかけて開催するなら、本物の100%ガチのレースを開催すべき。」という意見も見受けられる。

この意見が悪いとは思わない。
最終的にわたしが最も楽しんでいるレースは、もちろん100%ガチのレースであるように、100%ガチのレースは面白いし、見応えたっぷりだ。

しかし、初めてサイクルロードレースを見る人にとって、100%ガチのレースは簡単には楽しめない。
サイクルロードレースは展開が複雑なので、初心者が映像だけを見ても「とりあえず、なんか速かった!」という感じで終わってしまうのではないだろうか。
いつものツール・ド・フランスにしても、映像だけ見ても動きが全然ないし退屈だと感じるのが普通の感覚だ。

試しにJ SPORTSやダゾーンなりで、自分が全く知らないスポーツの中継を見てほしい。
恐らく3分で飽きるはずだ笑

自分は昨年のリオ五輪の時に、実況のない馬術競技の中継映像を見てみた。
馬が障害物を乗り越えてタイムを競っていることはわかるのが、障害物を乗り越える順番はわからないし、盛り上がるポイントがサッパリわからなかった。

ハッキリいって全く面白くなかった。
だが、恐らく馬術競技を深く愛する人にとっては、きっと見応えのある試合だったのだろう。

というように、サイクルロードレースはその面白さを伝えることが難しいスポーツだ。
サイクルロードレースの人気を拡大するためには、この難しさをいかに初心者でもとっつきやすくするかという工夫が必要になってくる。

ファンになる理由は面白いから=エンターテイメント性が高いこと

そこで、競技性の他にエンターテイメント性を高めることが重要となる。

実際にJ SPORTSは、サッシャさんや栗村さんの軽妙なやり取りを含むことで、「サイクルロードレースのルールはよくわからないけど、実況が面白いから見始めた」というライトな層を定着させることに成功した。

弱虫ペダルは古参のサイクルロードレースファンに向けてではなく、サイクルロードレースを全く知らない人にも伝わるように、分かりにくいルールには独自の改変を加えて、エンターテイメント性の高い作品に仕上げた。爆発的なヒットとなり、実際にレースを見てみようという新しいファン層の開拓に成功したのだ。

深くサイクルロードレースを知れば知るほど、激坂・パヴェ・横風などの存在がサイクルロードレース観戦のエンターテイメント性を高めてくれることになるが、初心者には激坂・パヴェ・横風などの要素にエンターテイメント性を感じることは難しい。

要はどの層に普及させたいかによって、伝えるべきエンターテイメント性は異なってくるということだ。

さいたまクリテリウムがターゲットにしている層はどこか?
それは古参のファンではなく、新規のファン層ではないだろうか。

もちろん、それだけでは興行として成り立たないので、古参のファンや中級者でも楽しめる要素が多くさいたまクリテリウムには含まれている。

一番大事なことは、新規ファン層の開拓であり、サイクルロードレースを全く見たことない人でも楽しめるようにエンターテイメント性を高めなければならない。

そこで、冒頭であげた20%の嘘が必要となる。

それらは決して出来レースのためではなく、言い換えればディズ◯ーランドにおけるミッ◯ーのようなものだ。

子供の頃、ミッ◯ーが実在すると信じて疑わなかった人も多いだろう。
そして、ミッ◯ーが実在すると信じてる子供に対して、「あれはただの着ぐるみだよ」「中に人が入っているんだよ」と教えることは果たして正しいことなのだろうか?
わたしには野暮に思えてならない。

成長する過程で子供は気づく。「ミッ◯ーは着ぐるみだ」ということに。

そうして大人になった人たちは皆、ディズ◯ーランドへの興味を失っだだろうか?
もし全員が興味を失っているなら、毎年3000万人を越える来園者たちはどこから来ているのか?
リピーター率97.5%という数字をどう説明するのか?

皆もちろんわかっているのだ。「ミッ◯ー」が着ぐるみであることを。
「ミッ◯ー」が着ぐるみであることをわかった上で、ディズ◯ーランドのファンであり続けている結果に他ならない。

だからといって、ディズ◯ーランドが大好きなファンに対して、「ミッ◯ーなんて着ぐるみじゃん」とわかったような顔して指摘してくる人間をどう思うだろうか?

良い気分にはならないだろう。というかあまり関わりたくないはずだ。少なくともわたしはそう思う。

さいたまクリテリウムもディズ◯ーランドみたいなものだ。
マイヨジョーヌの逃げを容認したり、最後のスプリントで来日した選手に花を持たせる素振りは確かに見られた。
その点を、「ほら嘘じゃん!!」としたり顔で指摘する人間は、ディズ◯ーのファンに「ミッ◯ーは着ぐるみ」と指摘しているようにしか見えないのだ。

もしくは、純粋にミッ◯ーの存在を信じて疑わない子供たちに、「ミッ◯ーは着ぐるみなんだよ」というようなものである。
ここでいう「子供」とは、さいたまクリテリウムにおいて、サイクルロードレース観戦初心者のことである。

それでもなお、嘘を抜きにした100%ガチのレースを見れば楽しさが伝わると思っている人には、ミッ◯ーのいないディズ◯ーランドを想像してほしい。

果たして、3000万人の来園者数はどうなるだろうか。半減したっておかしくない。

わたしには、さいたまクリテリウムを100%ガチなレースにすればいい、という意見に反対な理由はここにある。

エンターテイメントの普及には、フィクション的な要素が必要不可欠なのだと声高に主張したい。

エンターテイメントにおいて、嘘を嘘だと指摘することは大人の振る舞いではない

さいたまクリテリウムを初めて観戦する人は、子供のように100%ガチなレースと信じて見ればいいのだ。
もしかしたら何度か観戦する中で、嘘があると気づいてショックを受けるかもしれない。

けれどもディズ◯ーのように、ミッ◯ーが着ぐるみと知っていてもなお、ディズ◯ーのファンであり続ける人たちがこの世界にはものすごい人数存在する。
「ディズ◯ーランド」というコンテンツが面白ければ、嘘(フィクション)が含まれていても人は離れないのだ。

つまり、子供が大人に成長する過程で育児が必要なように、観戦初心者が観戦中級者・上級者と成長していくためにもサポートが必要なのだ。

さいたまクリテリウムはガチと信じていたのに、嘘があると気付いてショックを受けたファンにはフォローが必要となる。
そして、興行レースを楽しむところから、肝心要の100%ガチの公式戦のレースを楽しめるようなフォローが必要となる。

だから、サイバナではサイクルロードレースのコンテンツで、100%ガチなレースであるUCIワールドツアーなどのレースについて、より深く楽しめるようなコラムに力を入れている。

ロンド・ファン・フラーンデレンはこんなに面白い!
アシスト選手はこんなに凄い!
山岳バトルってこんなに見応えあるんだよ!
ということを、エンターテイメントとして読めるようにサイバナでは工夫をこらしている。

ディズ◯ーには、ミッ◯ーだけでなく、ビッグサン◯ーマウンテンやカ◯ブの海賊といった、面白いアトラクションがたくさんあるんだよ、という感じでサイクルロードレースの本当の面白さを伝えているつもりだ。

そうすることで初めは観戦初心者だった人たちも、さいたまクリテリウムに含まれるような嘘の要素がなくとも、100%ガチのレース自体が非常に高いエンターテイメント性を持ったコンテンツとして消化できるようになるのだ。

サイバナは初心者に寄り添うサイトでありたい

公式戦は100%ガチでなければならない。嘘は決して含んではならない。ここでいう嘘とは、八百長やドーピングの類だ。

けれども入り口となるさいたまクリテリウムのようなレースでは、エンターテイメント性の高さこそが全てである。
例え嘘といわれようとも、ファンを楽しませるという一点でブレていなければ、嘘を含もうとも全く問題ない。

入り口をつくる仕事はわたしにはできない。
だが、入り口から入ってきた初心者の方々を歓迎し、共に観戦中級者・上級者を目指すことはできる。

わたしがサイバナでやりたいことは、新規ファンの定着である。
これが全てだ。

したがって、当サイトの記事は100%の真実をベースに、20%のエンターテイメント性を高める筆者の見解を含んでいる。

その考えは違う。その見方は違う。と指摘することは全く構わないし、大歓迎だ。

だが、本当に100%真実のみを含んだレースレポートを読んでいるだけで、ファンは定着するのだろうか。
わたしにはその点が一番疑問だった。

初心者から中級者を目指すファンにとって、一番読みたいものは何か。
それが、エンターテイメント性の高いコラムだとわたしは考える。(もちろんチームレビューなどの細かい分析記事も必要)

わたしなりに考えた結論である。

サイト開設から1年3ヶ月経ったが、自分はこの方針を貫いて、今では月に1万人以上の方に読んでいただけるサイトへと成長することができた。
ツールがあった7月には、3万5000人の方に読んでいただいた。
少なく見積もっても1000人以上の新規ファンを定着させることに成功したのではないかと思っている。

ひとえに、サイクルロードレースをもっと楽しみたい!という想いをもった読者の皆さまのおかげである。
そして、サイクルロードレースの発展を心から願っている読者の皆さまのおかげである。

自分のやり方が正しいかどうかなんて、今は知る由もない。
ただ、自分が良いと思う方法で、これからもサイクルロードレース界の発展のために、微力ながらも貢献していきたい。

Rendez-Vous sur le vélo…

8 COMMENTS

いちごう

100%ガチでなくても、ガチの部分を楽しめば良いと思うんですけどね。
フィギュアスケートのエキシビションや、モータースポーツのグッドウッドのヒルクライムを批判する人はいないし、ガチの野球ファン以外野球を観ないわけではないです。

ガチ以外認めない・にわかを認めない、という層は自分の経験上、自らがレースやってる人が多いと思います。

実業団レースを主催しているJBCFが非常に閉鎖的な雰囲気で、「レース走らせてやってるんだ」的な物言いが随所にあり、お役所レベルの融通の効かなさもあります。
例えば、春秋時期のレースでアームウォーマーすらコミッショナーが許可出さない限り使用できないんです。

そういった雰囲気が選手に伝染するのか、実業団選手の中には「俺は実業団選手だ。ホビーレーサーとは違う」なんて意識の人も居ります。
が、実業団なんて誰でもなれます。ウェア揃えて書類とお金出して登録してしまえば自分だって次から登録選手です。威張って言うような話でもないんですよ。
そこで成績残してるかどうかはまた別の話ですけど。

そういった閉鎖的排他的思考が選手の一部にあって、それが初心者やにわかファンの排斥や興行レースを否定する形に繋がっているのは間違いないかと。

以前、引退した元日本チャンピオンの某氏がツイッターで観客のマナーの話から「レース知らないなら観に来るな」と書き込んでいたことがあります。
「レース知らないなら」ではなく「マナー知らないなら」ならば理解できますが、誰だって最初は初心者だしレースのルールや観戦の心得なんてものは、観続ける過程で覚えていくはず。
日本のトップ選手ですらこれですから、日本のレースでファンを拡大することは不可能だろうな、と思いました。

自称・玄人が初心者を排斥したがるのは自転車以外の世界にもあり、それも日本で比較的マイナーな世界ほどその傾向が強いように思います。

玄人と言われる人だって、取っ掛かりのときは「初心者」「にわか」だった筈です。
「にわか」からはまり込んで行ったことで「初心者」になり、果てに「玄人」になってるはずなんですけどね。

「にわか」に荒らされたくない。という思いは、理解できなくもありませんが、その世界ならではのローカルルールやマナーは観ながら知っていくし、それこそ玄人が教えてあげたら良い話。

自称・玄人様が「レースを知ってる・本物を知ってる自分」に優越感を持って、それを脅かされることに拒絶反応をしてる限り、ファン層の拡大(イコール選手層の拡大)、ひいては世界と戦える選手の出現はほぼ無理かと。
かつての市川雅敏さんや今中大介さん三船雅彦さん、現在の新城&別府選手のような、突発的に強い選手が現れることはあるかもですが、継続的に日本人選手の活躍を望むことはできないでしょう。

ロードレースの機材やレース戦術は年々高度化していますが、少なくとも携わる人間の意識は全然進歩していないんだなー。とこの騒ぎを見て思いました。

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いちごうさん

> 実業団レースを主催しているJBCFが非常に閉鎖的な雰囲気

これですよね〜。
サイクルモードにも、ブースを構えているのですが、新たにファンを開拓しようとする素振りが一切見られません。
関係者同士で歓談する場になっているようでした。

それでも、今シーズンのJプロツアーは選手名鑑を配布するなど、ようやく観戦初心者にも普及する意思は見えてきましたし、
Youtubeへの動画ハイライト配信は続けています。

身内以外を排除して、自分たちの身(選手のそばにいられる)の安全を確保しようとする意図が見え透いていることが気になります。
自分がいまいちJプロツアーの取材に気乗りしなかった理由は、こういったあたりにあったのだと合点がいきました。

> 「にわか」に荒らされたくない。という思いは、理解できなくもありませんが、その世界ならではのローカルルールやマナーは観ながら知っていくし、それこそ玄人が教えてあげたら良い話。

そうなんです。
非常にマイナーなときから、自分たちがずっと支えてきたという自負はあるんだと思います。
わたしも、その点は一切否定するつもりはないし、尊敬の念をいだきます。

けれども、自分たちの手に負えない量の新規ファンが流入してくるような状態になっては、自分たちの価値観を一人一人に共有していくことは難しいです。
従来通りの発信方法では全く伝わりません。
やり方を変える必要が出てきます。

にもかかわらず、同じやり方で、自分たちの意にそぐわない人々を排除しようとするなら、もはや不遇の時代を支えた貢献者ではなく、ただの老害です。
これからサイクルロードレースを観戦する新規ファンに失礼だし、業界の損失です。

幸いなことに、ワールドツアー観戦層に比べて、彼らの影響力は微々たるものなので、今は問題にならなそうなので、
その間に、真に業界の発展を望むメディアの台頭を期待するばかりです。
自分もそこに貢献したいです。

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アディ

このサイトがそういう渦中に巻き込まれていたのは知りませんでした…
さいたまクリテに関しての見解は、前回のブログのコメントに記したとおりなので省略します
話はズレてしまいますが…こういう騒動?を俯瞰的な目で見ていると、現在のコミュニケーション手段の弊害なんかも見えてきてしまいます
昨今、〜じゃなきゃダメだ、〜はおかしい、〜はけしからんといった短絡的な論調、自分の意見や考えに少しでも反した発言等があると、即座に攻撃的になる輩…
仕事柄、言葉でのコミュニケーションを大切にしなければならない日常なのですが、単純化・簡便化したコミュニケーション技法が浸透した結果、あまりにも視野が狭くて少しも迎合できない人が増えてきた気がします
真っ先に「違う」といった間違いや差異を指摘することは非常に簡単ですが、まず「共感」することから始め、そこから話を膨らませていくフレキシブルなコミュニケーションができる世の中であってほしいものです
思いっきり話は逸れてしまいましたが、このサイトの、時には独特とも言える視点は好きですし、熱いながら緻密な分析も見習いたいです(^^)

あと、TOJの件了解です(笑)
自分はオキニのいなべステージには必ず行くつもりです♪
(美濃は休み取得次第…)
以前の自分のブログに2010年ジャパンカップの思い出を記しましたが、本当は7年前のように関東に遠征に行きたいところですが(T_T)

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アディさん

Twitterをやっている人にしか伝わらない表現でした…。
けれども、読者の皆さまは気にせず見ていただければとの想いと、真っ向から戦いたいわけではないので特定の名前はあげていません。

否定的な意見=批判=敵という図式を当てはめすぎですよね。
もし業界の発展を真に望むなら、意見の相違があることは何も不思議なことではありません。
同じ目的のもとであれば、手段について議論する余地は大いにあります。

ですが、相手方は自分たちと違う意見を見るやいなや「何もわかっていない」「レベルが低い」などと罵倒のオンパレード。
それでも何を言いたいのか、ちゃんと理解しようと色々見ていたのですが、具体的な対案は一切なく、現状の否定ばかりでした。
典型的な老害的思想の持ち主ですね。

話し合いでどうにかなるようには思えないので、今後とも議論するつもりはありませんが、攻撃されたら反撃します笑

ちなみに本件について、学生の読者さんとTwitterのメッセージ機能を使って議論しました。
その読者さんは、どちらかと言うとわたしの主張ではなく、本件の相手方の主張に近い立場をとっている方でした。
しっかりと何を考えているか、意見をじっくり聞くと、自分には無かった視点に気付かされまして、とても勉強になりました。
非常に有意義な時間だったと思います。

というように、伝え方次第では議論は発展するわけです。
相手方の年齢は知らないのですが、たぶんそれなりの高齢者でしょう。
一方で学生の読者さんは10代です。

一方でわたしは30代で、このサイトの管理人でもあります。
そのわたしに議論をしようと働きかけ、多様性をもった視点で冷静な意見を述べることができる。
本当に心から尊敬の念をいだきました。

アディさんもそうですし、上のコメントにあるいちごうさんもそうですし、わたしはいつも読者さんに学ばせてもらってばかりです。

自分なんて観戦歴でいえばヘボヘボです。
ですが、感じたことを文章にまとめることは得意です。
歴の浅さは諸先輩方の意見を参考にしつつ、自分の言葉で意見を発し、かつて観戦初心者だった頃の気持ちを決して忘れることなく、今後も精進すると改めて思い直す良い機会でした。

長くなりましたが、TOJいなべは狙っていけるように、自分も調整します。
関東遠征もぜひ!
ジャパンカップはやっぱり良いですよね!

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ふくちゃん

こんにちは!馬術の話が掲載されていたので失礼ですが書き込ませていただきました。
自分は馬術の公認競技会で優勝し、自転車も実業団レースで入賞した経験があります。
馬術は経験者でないと面白さはわかりにくいかなと思います。自転車もですけど。。。
やはり両者とも競技人口がどんどん増えて、野球みたいに見るのもするのもやる人が増えてほしいですね!さいたまクリテもその起爆剤になってほしいです!
馬は敷居が高いですけど。。。

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ふくちゃん さん

まさかサイクルロードレースに明るく、馬術競技に造詣が深い方がいらっしゃるとは思いませんでした!笑
馬術をdisるつもりはなく、分かりやすい例え話として書いたのですが、申し訳ないです。

実は、体験乗馬に行ったことがありまして、本気で乗馬を趣味にしようかと思っていた時もありました。
その時の感想を書いた記事がありまして、乗馬と自転車に共通していることが多いなと感じたものでした。

http://www.akisane.com/entry/horse-riding-club-crane

まさか、馬術と自転車レースの両方で実績をあげられている方が実際にいようとは思わなかったので、両者が繋がったことにわたしはかなり感動しております笑

話が逸れましたが、マイナースポーツの人気を高めるためには、ひと目見て魅力が伝わるイベントの開催が大事だと思います。
乗馬(馬術)も、馬に実際に触れることで強く魅力を感じたので(馬術競技は見てもわけわからないままでしたが汗)、都心部で乗馬イベントみたいなの開ければいいのかもしれませんね笑

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ふくちゃん

>サイバナ管理人さん
いえいえ、馬術競技がわかりにくいのはやってた本人が一番よくわかってますよー(笑)。こちらこそ不躾なコメントに丁寧な回答ありがとうございました!

管理人さんがおっしゃる通り、馬と自転車は結構共通する点が多いですね。いいところも悪いところも。。。

いいところの方がもちろん多いんですけど、いちごうさんがご指摘されたように、同じマイナースポーツ(もちろん自転車の方がメジャーですが)によくあるように、自称・玄人が初心者を排斥したがる傾向は、馬の世界にもあります。

自転車と同じように、ヨーロッパで食べていけなかった人が、日本に来て初心者相手に大きな顔をしているのを見ると、なんだかな~(笑)とよく思ってました。

そんな風に思ったこともありますが、今でも自転車や馬は大好きです!仕事と育児の関係で両方とも引退しちゃって、今はランニングぐらいしかしてませんが。。。今気になって調べたら、実業団で走ってたのは8年前、公認競技で優勝したのは実に11年前でした(核爆)

ちなみに自分も馬に乗り始めたきっかけは、ナポレオンの騎兵のようにかっこよく突撃したいという発想からでした(笑)

ちなみにサイバナさんの千分の一ぐらいの閲覧者数ですが、自分も細々とブログをやっております(汗)これからも読み応えのある記事の更新期待しております!

でわでわ(*´∀`*)

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アバター画像 サイバナ管理人

ふくちゃん さん

> 自転車と同じように、ヨーロッパで食べていけなかった人が、日本に来て初心者相手に大きな顔をしているのを見ると、なんだかな~(笑)とよく思ってました。

キレのある発言最高です笑
結局のところ、その人自身が何を見ているかによりますよね。

真に業界の発展を望んでいるのか、自分を満たすことしか考えていないのか。
表面上はいくらでも良いこといえるので、心の奥底が如実に現れる行動を見て見極めねばなりませんね。

自分も自分が満足しないように気をつけていきたいと思います!

> 実業団で走ってたのは8年前、公認競技で優勝したのは実に11年前でした(核爆)

全然、最近のことですよ!
というか、馬術で優勝してすぐですか?自転車レースでも走れるようになっていることが凄いです。

> 自分も馬に乗り始めたきっかけは、ナポレオンの騎兵のようにかっこよく突撃したいという発想からでした(笑)

意外とそういうレベルのきっかけでいいんですね笑
あとは、モノになるまで続けるかどうかの差ですね〜。(まだロードオブザリングごっこすることは諦めてはいませんよ!笑)

> 自分も細々とブログをやっております(汗)

拝見しました!
ちょこちょこと読ませていただきますね〜!

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